ヒクイドリ

ヒクイドリは主にインドネシア、オーストラリア北東部、パプアニューギニアに生息している鳥です。和名は火食鳥ですが決して火を食べるわけではなく、喉の赤い肉垂が炎を食べているようだったからと言われています。翼が小さいため空は飛べないですが、大柄な体は鳥類としてアジア最大。中でも特徴的なのは、人や犬を殺すこともある鋭利な鉤爪でしょう。

たった一度の蹴りで肉を切り裂けると言われており、過去にはヒクイドリを飼っていた飼い主が、転んだところを襲われて殺害された事件もありました。この事件からヒクイドリは世界で最も危険な鳥と言われています。

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