イリエワニ

アジア大陸の一部からオーストラリア北部沿岸など広い地域に生息するイリエワニ。実は日本でも奄美大島、西表島、八丈島などで発見されています。現在爬虫類、ワニ類の中で最も大きい種の1つで、平均全長は4メートルにも。大きなワニになると6メートルを超えることもあります。イリエワニは1億年もの間ほとんど姿を変えておらず、いわば生きた化石。

何億年も生き延びてきたワニの顎は非常に強靭で、顎で捕らえられる獲物なら何でも捕食すると言われています。さらに世界一獰猛なワニとも言われており、世界では5年間で700人もの人が犠牲になっているそう。同時にワニを恐れる人に狩られてしまうケースも多く、その数を減らし続けています。

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