ヒョウモンダコ

日本の太平洋からオーストラリアにかけて広く生息するヒョウモンダコ。体長10cmほどの小型なタコで、通常時は周囲の岩や海藻に擬態しています。刺激を受けると青い輪や線の入った明るい黄色に変化しますが、この模様がヒョウ柄にているためヒョウモンダコと名付けられました。

可愛らしい見た目をしているものの、猛毒のテトロドトキシンを持っていることで知られ、オーストラリアでは人の死亡例も報告されています。日本では最近多くの海で目撃情報が多発。これは温暖化によって海水温が上昇しているのも原因だと考えられます。なぜならヒョウモンダコは温かい地域に生息するため、冬の冷たい海水では生きられないからです。

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