モウドクフキヤガエル

コロンビアに生息するモウドクフキヤガエル。体色には、橙色、黄色、ミント色などいくつか種類があります。体長は5~6cmで、フキヤガエル属としては最大です。なぜフキヤなのかというと、コロンビアの原住民がカエルの毒を抽出して吹き矢の先にぬり、狩猟に利用したからなんだとか。

それだけ致死性の高い毒を持っている証拠でもあり、成人男性一人なら簡単に死に至らしめることができます。毒の正体は動物界で最も致死性の高い物質とされるバトラコトキシン。これは体内に入ることで不整脈、心不全などを引き起こし、あらゆる動物を死に至らしめます。カエル自身にダメージがないのは単純に耐性があるからです。見た目は可愛いのに最恐です…

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